皆さん、こんにちは。大阪市を中心に、関西エリアでビルや商業施設などの設備工事を手掛けている大都クリーン開発株式会社です。
水道・電気・空調といった設備の工事は、どのような建物でも必要とされる重要な仕事です。一方、「設備工事はきつい」といわれてしまうことも多く、設備工事業者への就職をためらってしまう方もいると思われます。
しかし、それは設備工事の一面に過ぎません。確かに「きつい」と感じる場面もあるのですが、それ以上に多くのメリット・やりがいがある、魅力的な仕事なのです。ここでは、設備工事が「きつい」といわれる理由やメリット・やりがい、向いている人の特徴について解説します。
■設備工事が「きつい」といわれる理由

最初に、設備工事が「きつい」と言われてしまう理由を確認しておきましょう。人によって差はあると思われますが、主な理由としては以下の3つが挙げられます。
・体力的にきついと感じやすい
設備工事の仕事は基本的に肉体労働です。たとえば、重い配管や機材を持って運ばなければなりませんし、高い場所で仕事をする時は階段やはしごを何度も上り下りしなければなりません。
また、設備の中には非常に狭い場所に設置されているものもあります。このような現場ではギリギリの作業スペースしか確保できず、体に負担のかかる姿勢で作業をしなければならないケースが珍しくありません。
さらに、屋外に設置されている設備の工事では、夏の暑さや冬の寒さに耐えながら作業を行う必要があります。屋内でも、場所や状況によってはエアコンが設置されていないため、夏場・冬場の工事は大変です。
こういった事情により、設備工事をするためには一定以上の体力が求められます。働いているうちにだんだんと環境に慣れ、体力もついてきますが、最初はきつく感じるかもしれません。
・仕事が多岐にわたり覚えることが多い
一口に設備といっても、その種類は実にさまざまです。そのため、大都クリーン開発のように設備工事全般を手掛ける会社の場合、仕事の内容は多岐にわたります。弊社が行っている工事は、主に給排水管工事や冷温水配管工事、給湯設備・ユニットバス・トイレの工事、空調・換気設備工事、ダクト工事、ガス設備工事、消防用設備工事などです。
そして仕事の幅が広い分、とても多くのことを覚える必要があります。1つ1つの設備や製品について、設置・点検・修理・改修・撤去といった、多様な作業の知識を身につけなければならないのです。一流の設備工事作業者や施工管理になるためには、相応の努力が必要になります。
・資格取得が大変
設備工事を行うためには、特定の資格が必要になる場合があります。たとえば、電気設備の工事を行うためには「電気工事士」の資格が、消防用設備の工事を行うためには「消防設備士」の資格が必須です。
また、持っていなくても作業自体はできるものの、キャリアアップのために取得しておくべき資格もあります。たとえば、「配管技能士」の資格を持っていると、配管工事のスキルの証明になるので、キャリアアップにおいて有利です。作業員ではなく施工管理として働く場合も、「管工事施工管理技士」などの資格取得が求められます。
こういった資格を取得するためには、日々の業務を通じてスキルを身につけるだけでなく、試験勉強もしなければなりません。仕事と並行しての試験勉強を、大変に感じる方もいるはずです。
■設備工事はきついこともあるが、メリット・やりがいも多い!
設備工事には、上述したような「きつい」面があるのは確かです。しかし同時に、多くのメリット・やりがいもあり、それらに魅力を感じて設備工事業界で働き続けている人も大勢います。設備工事の主なメリット・やりがいを見ていきましょう。
・手に職をつけられる
設備工事という仕事は技術職であり、いわゆる「職人」です。キャリアアップするためには専門的な技術や知識を習得する必要がありますが、一度優れたスキルを身につけてしまえば、どのような会社に就職してもやっていける人材になれます。つまり、手に職をつけられるのです。
また、最近の建設業界は人手不足に陥っており、設備工事業界の企業も人材の確保に苦労しています。完全な売り手市場なので、好条件を用意して人材を募集する企業も数多く見られます。優秀な職人は就職先に困りませんし、より条件のいい会社へと転職して、どんどん給与をアップさせることもできるでしょう。
・需要がなくならない
設備工事は、どのような建物でも必要とされる工事です。新築の建物に設備を設置するのはもちろん、既存設備の定期メンテナンスや修理、改修工事なども行います。そのため、世の中に建物が存在している限り、設備工事の需要がなくなることはありません。
また、最近はAIが急速に発達しているため、いずれ多くの仕事がAIに置き換えられてしまい、仕事を失う人も出てくると予想されています。しかし、設備工事の仕事ならその心配はいりません。
なぜなら、設備工事はとても繊細な作業が多く、機会に任せるのは難しい分野だからです。今から設備工事業界に就職しても、機械に仕事を奪われる可能性はとても低く、将来にわたり安定して働けるでしょう。
・社会貢献性が高い
建物に設置されている設備は、いずれも快適な暮らしや仕事に必要不可欠なものばかりです。たとえば、給排水管が整備されていないと、きれいな水を自由に使うことができません。また、空調機やダクトがなければ快適な空気環境を保つことはできませんし、消防用設備が使えなければ火災発生時に多くの人命が失われるでしょう。
つまり、こういった設備の工事を手掛ける設備工事業は、とても社会貢献性が高い仕事だといえます。自分の仕事が社会を支え、人々の安全で快適な暮らしを守っているという喜びは、何よりのやりがいとなるはずです。
■どんな人が設備工事に向いているの?

設備工事業界への就職・転職を目指す時は、自分が設備工事に向いているかどうか確認しておくことも大切です。適正のある人なら「きつい」と感じることが減り、快適に働きやすくなります。以下のような特徴を持つ人は設備工事に向いているので、就職前にぜひチェックしてみてください。
・しっかりとコミュニケーションが取れる人
設備工事は、基本的にチームで仕事を行います。チームワークを発揮して品質の高い仕事をするためには、しっかりとコミュニケーションを取ることが大切です。チームの連携が取れていれば、ミスなくスムーズに仕事を進めることができますし、万が一トラブルが発生した時にも迅速な対応が可能になります。
また、お客様との信頼関係を築く上でも、コミュニケーション能力は重要です。設備工事の内容は現場ごとに異なるため、お客様のご要望をよく聞いた上で、最適なプランをご提案しなければなりません。お客様との円滑なコミュニケーションを図り、期待を上回る工事を行えば、継続して仕事をいただける可能性も高まります。
といっても、難しいことが要求されるわけではありません。適切な報連相を行い、相手の話にしっかりと耳を傾け、自分の考えをわかりやすく伝えることができれば十分です。普段の生活でもこれらを意識しておくといいでしょう。
・意欲的に学び続けられる人
設備というものは常に進化しており、頻繁に新しい製品が出たり、新しい技術が誕生したりしています。設備工事業者も、それらを仕事に取り入れるために、最新の知識を習得しなければなりません。
そのためには、新たな知識を自ら学ぶ姿勢が大切です。ただ「仕事に必要だから」覚えるのではなく、設備工事という仕事に愛着を持って意欲的に学び続けられる人は、どんな知識もスムーズに吸収し成長できます。
・人の役に立つのが好きな人
前述したように、設備工事は社会貢献性の高い仕事、つまり多くの人々の役に立つ仕事です。そのため、人の役に立つのが好きな人は、とても楽しく働くことができます。実際に設備を使う人から直接感謝される機会こそ少ないものの、工事が無事に終わって設備が稼働した時は、それが役に立つ姿を想像し大きな達成感を得られるでしょう。
■まとめ

設備工事は、確かに「きつい」一面もありますが、それ以上にメリット・やりがいのある仕事です。この先の時代も安定して働きやすく、社会を支えているという充実感も得られます。適性のある方なら、未経験の状態からでも快適に働くことができ、順調にキャリアアップしていけるでしょう。皆様も、ぜひ設備工事業界にチャレンジしてみてください。
■大都クリーン開発では、未経験の設備メンテナンススタッフを募集しています!

大都クリーン開発は大阪府大阪市を拠点に、ビルや商業施設における水道・電気・空調などのメンテナンスや設備工事業務を行っている会社です。創業40年以上の業歴があり、有名物件を含む多くの施設の工事を手掛けてきました。現在、設備メンテナンスの作業員と設備施工管理を募集しております。
弊社は1級管工事施工管理技士をはじめ、各種資格を保有するスタッフが在籍。頼りになる先輩が多く、しっかり現場で教えてくれます。研修制度も充実しており、未経験でも安心して働ける環境が整っています。実際に、未経験で入社したスタッフや若手社員、さらに女性社員も活躍中です。
現場はビルやマンションや学校、飲食店などさまざま。多種多様な現場を経験できるので、業務を通じて専門的な知識と技術を習得できます。キャリア選択も自由自在で、各種工事や設備メンテナンスのプロになることも、施工管理になることもできます。
仕事量は安定していて残業はほぼなく、ワークライフバランスも取れた働き方が可能です。資格取得支援制度も設けられているので、資格の取得にかかる経費の心配はいりません。さらに資格手当もつくので、資格を取得すれば収入アップにもつながります。その他、甲子園の年間シート支給など、ユニークな福利厚生が用意されています。
設備メンテナンスは多くの施設で必要とされるので、なくなる可能性が低く安定して働きやすい仕事です。皆さんも、設備メンテナンスの仕事に挑戦してみませんか? 興味のある方はお気軽にご連絡ください。
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