建設業界の今後10年で何が変わる?求められる人材と未経験こそ建設業界がおすすめな理由を解説

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皆さん、こんにちは。大阪市を中心に関西エリアでビルや商業施設などの設備工事を手掛けている大都クリーン開発株式会社です。


建設業界に興味がある方のなかには、「長く続けられるだろうか」「未来は明るいだろうか」と不安を抱えている方もいるでしょう。この記事では、建設業界が抱える課題や今後の展望、建設業界で働くことの魅力などについて解説します。



■建設業界の現状と課題



建設業界の現状は、「人手不足」「高齢化と技能労働者の減少」がとくに大きな課題となっています。それぞれについて解説します。


・人手不足

国土交通省の調査によると、建設業就業者数は減少傾向にあり、ピーク時の1997年(685万人)と比較して、2021年には485万人と約29%減少しました。原因としては、後述する高齢化の影響や、円安による外国人労働者の不足などが考えられます。



・高齢化と技能労働者の減少

前述した国土交通省の調査では、2021年度における建設業就業者の55歳以上の割合は35.5%となっているのに対し、29歳以下は12%と低くなっており、建設業界では高齢化が進んでいるといえます。全産業における55歳以上の割合は31.2%、29歳以下の割合は16.6%となっているため、建設業界ではとくに若年層の技術労働者が不足しているといえます。




■建設業界はこれからどうなる?今後10年の展望



建設業界の今後10年の展望について解説します。



・ 建設業の市場規模と成長予測

日本の建設業の今後10年においては、市場規模は成長傾向にあると予想されています。公共建築市場の縮小が予測される一方で、民間建築の成長が予測されています。また、建物修繕の市場は拡大傾向にあるとされ、建設業全体を通しても成長傾向にあるといえるでしょう。



・ DX(デジタルトランスフォーメーション)で進化する建設業

建設業における DXは、人手不足や生産性向上などの課題を解決する技術として今後も活用の幅が拡大することが期待されています。たとえばAIを活用してデータを自動的に判断して施工に活かしたり、ワークフローシステムの導入によって事務作業をデジタル化したりするなど、より効率的に業務を進められるようになるでしょう。




■これからの建設業界で求められる人材とは?



これからの建設業界では、デジタル技術を活用できる人材が有利になるほか、コミュニケーション能力も重視される傾向にあると考えられています。また、未経験者にとってチャンスが多いとも予想されます。



・デジタル技術を活用できる人が有利に

建設業全体においてDX化が推進されていることから、今後はより一層デジタル技術を活用できる人材が有利になると考えられます。デジタルツールを活用できるスキルや新しい建設技術に対応できる人材は、今後さまざまな現場で重宝されるでしょう。



・コミュニケーション能力が重視される

現代の建設現場では、国際的なプロジェクトが増えていることもあり、コミュニケーション能力が重視される傾向にあります。とくに大きなプロジェクトほど関係者も多くなり、さまざまな人とコミュニケーションをとりながら進めていく必要があります。コミュニケーション能力はもちろん、臨機応変に対応できる柔軟性も重要といえるでしょう。



・人手不足により、未経験者にはチャンスが多い!

建設業界全体で人手不足が深刻化しているため、今後も未経験者にとってチャンスが多い状況が続くと考えられます。教育制度を整備して未経験者を受け入れる体制を整えている企業も多いため、経験がなくてもやる気や学ぶ姿勢があれば十分にチャンスがあるといえます。




■建設業の仕事の魅力!未経験からでも安定したキャリアを築ける理由


建設業の仕事には将来性ややりがいなどさまざまな魅力があり、未経験からでも安定したキャリアを築くことが可能といわれています。ここではその4つの理由について解説します。


・ 建設業は将来性がある!安定した仕事が多い理由

建設業界は安定した需要が見込まれる業界であるといわれていますとくに老朽化・災害対策、インフラ整備、環境配慮型建築など、社会のニーズに対応した需要が高まっているとされています。建物の維持管理や再建の需要も伸びており、今後20年でさらに加速する見込みであるとされていることから、将来性のある仕事であるといえるでしょう。



・ 社会インフラを支えるやりがいと達成感

建設業の仕事は成果が目に見えてわかるため、社会インフラを支えているという実感を得られるのも魅力のひとつです。また、大規模なプロジェクトに携わったり、人々の生活基盤を支える仕事に携わったりすることで、大きなやりがいや達成感を味わえます。



・ 未経験でも高収入を狙える

建設業では、未経験から始めても高収入を狙うことが可能です。たとえば資格取得支援制度が整っている企業では、資格取得にかかる費用を会社側が負担してくれるため、働きながらでも安心して資格の取得を目指せます。資格を取得してスキルや経験を積むことで、キャリアアップや収入アップも実現しやすくなるでしょう。



・ 手に職をつけて一生使えるスキルを習得できる

建設業は経験を積むことでさまざまなスキルを身につけられるため、幅広い現場で活躍できるようになっていきます。取得した資格や習得したスキルは一生使えるため、安定した仕事を続けられるでしょう。




■まとめ



建設業界は今後も安定した需要が見込まれるものの、人手不足が深刻化している現状があります。DX化など人手不足解消に向けた取り組みが推進されているほか、未経験者を積極的に受け入れる企業も増えています。


建設業界は、未経験者でもやる気や学ぶ姿勢をもち、さまざまな現場で経験を積んだり資格取得を目指したりすることで、十分に活躍できるようになります。建設業に興味のある方は、ぜひ一歩を踏み出してみてください。




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