2級管工事施工管理技士の合格に必要な勉強時間は?効果的な勉強方法や独学合格のコツを紹介!

皆さん、こんにちは。大阪市を中心に関西エリアでビルや商業施設などの設備工事を手掛けている大都クリーン開発株式会社です。


管工事の仕事をしている方やこれから管工事の仕事に挑戦してみたいと考えている方のなかには、2級管工事施工管理技士の資格取得のために試験の受験を検討している方もいるでしょう。しかし、試験に合格するためにはどのくらい勉強したらよいのか、どのような勉強方法が適しているのか、疑問や不安を抱えている方もいるかもしれません。


この記事では2級管工事施工管理技士の取得を目指す方に向けて、試験概要や合格に必要な勉強時間の目安、効果的な勉強方法などについて解説します。スキルアップやキャリアアップにつながる資格なので、ぜひ取得を目指す際の参考にしてみてください。




■2級管工事施工管理技士の試験概要



2級管工事施工管理技士は、配管工事の施工管理に関する専門的な知識や技術を有することを証明する国家資格です。取得することで、一般建設業の営業所における専任技術者や工事現場の主任技術者として活躍できるようになります。


試験には第一次検定と第二次検定があります。第一次検定はマークシート方式の学科試験で、出題内容は「原論」「電気」「建築学」「空調・衛生」「設備」「施工管理法」「法規」です。合格ラインは正答率60%以上で、2024年度の合格率は66.4%でした。


第二次検定は記述式の試験で、施工管理法の知識や能力について答える問題が出題されます。第二次検定も合格ラインは正答率60%以上で、2024年度の合格率は62.4%でした。


詳しい試験内容についてはこちらをご覧ください。

》2級管工事施工管理技士試験の難易度は?合格率や資格を取得するメリットをご紹介!




■2級管工事施工管理技士の合格に必要な勉強時間は?



2級管工事施工管理技士の試験では専門用語の理解が必要になるため、実務経験の有無で必要な勉強時間が異なります。


未経験者であればまずは専門用語を理解するところから始める必要があるため、勉強時間も多めに確保する必要があるでしょう。目安としては、200時間から300時間程度の勉強時間を確保できるとよいといわれています。


経験者で専門用語が理解できている場合は、過去問から取り組み始めるのでも問題ありません。勉強時間の目安は、100時間から200時間程度といわれています。


ただし、必要な勉強時間は理解度によって個人差が大きいため、あくまでも目安として考えてください。





■2級管工事施工管理技士の試験は独学で合格は可能?



2級管工事施工管理技士の試験は合格率が60%程度で難易度が極端に高い試験ではないため、独学でも合格を目指せる試験であるといえるでしょう。ただし、第二次検定は記述式で、専門的な知識はもちろん文章力も必要になるため、きちんと対策をしないと苦戦するかもしれません。


独学で合格を目指す場合は、過去問に丁寧に取り組むことが大切です。自分だけの力で勉強するのに不安がある場合や効率的に勉強を進めたい場合は、講習や通信講座などを活用してもよいでしょう。




■効果的な勉強方法は?



2級管工事施工管理技士の試験に合格するためには、闇雲に勉強を進めるよりも、効果的な勉強方法を理解したうえで勉強したほうが効率的といえます。ここではとくに重要な「スケジュールを立てる」「過去問で試験の傾向を知る」の2つのポイントについて解説します。



・勉強スケジュールを立てる

まずは日々の生活のなかでどの程度の勉強時間を確保できるかを算出し、スケジュールを立てていきましょう。管工事についての知識や経験がない場合はなるべく早めに勉強を開始し、十分な勉強時間を確保できるようにすることが大切です。


未経験の場合は、まず参考書などで基礎知識を身につけてから過去問に取り組むような流れにするとよいでしょう。ただし、基礎知識を完璧に身につけてから過去問をやろうとすると、時間が足りなくなる恐れがあります。ある程度の基礎知識を理解できたら過去問に着手し、わからないところは参考書に戻って確認するほうが効率的です。


経験者である程度の基礎知識がある場合は、いきなり過去問から始めてもよいでしょう。出題傾向をつかみ、必要に応じて参考書などで基礎知識の復習をしながら進めていくと効率的です。



・過去問で試験の傾向を知る

2級管工事施工管理技士の試験で合格を目指すためには、過去問にしっかりと取り組むことが重要です。2級管工事施工管理技士の試験は過去問から同様の問題が出題されるケースも多いため、過去に出題された問題についてはしっかりと理解して回答できるようにしておくことが大切です。過去5年分、できれば10年分程度は一通りチェックしておくとよいでしょう。


過去問は一度解いたら終わりではなく、少なくとも3〜4回は繰り返し取り組むことが大切です。その際、解説もしっかりと確認し、出題の意図や重要なポイントについてもしっかりと理解しておきましょう。





■まとめ



2級管工事施工管理技士を取得すると、主任技術者として小規模の工事現場で活躍できるようになります。スキルアップやキャリアアップに役立つ資格であるのはもちろん、1級管工事施工管理技士の試験を受験する際にも役立つため、仕事の幅を広げたい方にとっては非常におすすめの資格です。


難易度が極端に高い試験ではないため、しっかりと勉強時間を確保して十分に試験対策に取り組むことで合格を目指せる資格であるといえるでしょう。基礎知識を身につけて過去問に繰り返し取り組み、しっかりと出題傾向を理解して試験に臨むようにしましょう。




■大都クリーン開発では、設備メンテナンスや設備施工管理を募集しています!



大都クリーン開発は、大阪府大阪市を拠点に、ビルや商業施設における水道・電気・空調などのメンテナンスや設備工事業務を行う会社です。弊社では現在、設備メンテナンスの作業員と設備施工管理を募集しています。


弊社は一級管工事施工管理技士を取得したスタッフも活躍しており、頼りになる先輩が多く、しっかり現場で教えてくれるので、未経験でも安心して働ける環境です。実際に未経験で入社したスタッフも活躍しており、若手や未経験スタートの社員も多数在籍しています。


また、資格取得支援制度も整備しておりますので、働きながらスキルアップすることも可能です。本記事で紹介した2級管工事施工管理技士についても弊社の業務で活かすことが可能ですので、弊社のサポートのもと、ぜひ取得を目指してみてください。


資格手当もあるので、資格取得は収入アップにもつながります。充実した成長環境や研修制度を整えておりますので、未経験でも働きやすい環境といえます。


弊社は創業40年以上の業歴があり、有名物件などにも対応しているため、安定した仕事量を確保できることも強みのひとつです。ビルやマンション、学校、飲食店などのさまざまな現場を経験できるため、成長できる環境で働くことが可能です。現場作業と施工管理、設備メンテナンスと施工管理など、キャリア選択も自由にできます。


残業もほぼないため、ワークライフバランスを重視したい方にとっても働きやすい環境です。甲子園の年間シート支給など、ユニークな福利厚生があるのも弊社の特徴のひとつです。


未経験でも安心して長く働ける環境を整えておりますので、ぜひ大都クリーン開発で一緒に働いてみませんか?設備工事の仕事に興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。社員一同お待ちしております。



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