皆さん、こんにちは。大阪市を中心に、関西エリアでビルや商業施設などの設備工事を手掛けている大都クリーン開発株式会社です。
設備工事の仕事に興味はあるものの、「本当に儲かるのか」と不安や疑問を抱えている方もいるでしょう。
この記事では設備工事の仕事の収入の目安や儲かる理由、求められるスキルなどについて解説します。儲かる設備屋になるためのポイントも解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
■設備屋は儲かる?給料はどのくらい?
設備屋とは、設備工事を手掛ける職人や会社のことを意味します。設備工事は、建物や施設の電気やガス、空調、通信、防災・消火などの設備の設置や修理を行う仕事です。
設備工事の仕事の平均年収は、約448万円です。国税庁の「令和5年分 民間給与実態統計調査」によると、給与所得者の平均給与は約460万円となっており、設備工事の仕事は日本の平均年収とほぼ同じくらいであるといえます。
ただし、設備工事の仕事の平均年収全体をみると、299〜786万円と幅が広くなっています。これは、たとえば会社の規模によって年収に幅があるケースや、「電気工事施工管理技士」「管工事施工管理技士」のような設備工事を統括・管理するための資格を取得することで昇格や昇給をしているケースなど、さまざまなケースが考えられるでしょう。(調査元や算出方法が異なるため、あくまで目安として捉える必要があります。)
また、独立して仕事の受注が軌道に乗ったことで高額な収入を得られるケースもあります。
出典:国税庁「令和5年分 民間給与実態統計調査」
出典:求人ボックス 給料ナビ「設備工事の仕事の年収・時給・給料(求人統計データ)」
■設備屋が儲かる理由とは?
設備屋が儲かる理由には、大きく分けて「需要の高さ」「技術職としての価値の高さ」の2つがあります。それぞれについて解説します。
・需要の高さ
設備工事は建物を快適に使用するためには必要不可欠で、需要が高い仕事のひとつです。住宅やオフィス、商業施設、病院、学校、工場など需要は多岐にわたり、新築工事や改修工事などで建物に必要な設備を設置したり、既存の建物の設備の点検や修理を行ったりと、設備工事は多くの場所で必要とされています。
設備工事の仕事は需要が高く、施工に必要な知識やスキルも求められるため、比較的高い金額で契約できる場合が多いです。また、需要が高い現状に加え、建設業界全体における職人の高齢化や人材不足などの影響によって、より受注しやすい条件が整う可能性もあります。
・技術職としての価値の高さ
設備工事の仕事は、経験を積んでスキルを身につけていけば、多能工としてより重宝される人材となります。多能工とは、1人が複数の業務をこなすことです。設備工事における多能工とは、電気や空調、水道などの設備の設置や修理、メンテナンスなど、幅広い業務を一人でこなせる技術者や職人のことを指します。
幅広いスキルを身につけたり資格を取得したりすることで対応できる業務が増えるため、より仕事を獲得しやすくなるでしょう。
■設備屋に求められるスキル
設備屋として活躍するためには、専門的なスキルに加え、「コミュニケーション能力」や「現場対応力」なども重要です。それぞれのスキルについて解説します。
・コミュニケーション能力
設備工事の仕事はチームワークが重要な場面が多く、円滑なコミュニケーション能力が求められます。施主や現場監督、ほかの作業員などとコミュニケーションをとる必要があるため、コミュニケーション能力が高ければ仕事も円滑に進められるようになるでしょう。
明確で効率的なコミュニケーションは、設備工事の施工品質を高めるのはもちろん、工事の安全性を高めるためにも重要です。
・現場対応力
設備工事の現場では、たとえば「資材調達のミス」「急な工事内容の変更」のように予期せぬ問題が発生する可能性があるため、柔軟かつ迅速な対応力が求められます。このような対応力は「現場対応力」や「トラブル解決能力」とも呼ばれ、プロジェクトの効率性や品質を向上させるためにも重要なスキルです。
トラブルが発生した際には、問題を正確に把握して原因を特定し、効果的な解決策を立案するスキルが求められます。品質を担保するのはもちろん、プロジェクト全体のスケジュールへの影響を最小限に抑えられるよう、柔軟な思考をもって対応することが重要です。
■儲かる設備屋になるためのポイント
儲かる設備屋になるためには、「資格取得」「スキルアップ」を目指すのが重要なポイントです。また、場合によっては独立開業を目指すのも方法のひとつです。ここではそれぞれのポイントについて解説します。
・資格取得で給料アップを目指す
設備工事の仕事は資格がなくても始めることは可能ですが、資格がないと対応できない業務もあるため、多くの企業が資格の取得を推奨しています。特定の資格を保有する従業員に支給する「資格手当」を導入している企業も多いため、資格を取得することで給料アップにつながるケースも多いです。
・スキルアップで管理職を目指す
設備工事の仕事では、現場で経験を積んだり資格を取得したりしてスキルアップすることで、管理職を目指すことが可能です。管理職になると、より高い水準の給与が期待できます。たとえば「一級電気工事施工管理技士」を取得すると、「専任技術者」「主任技術者」「監理技術者」など現場の責任者として活躍することが可能になります。
・独立開業を目指すのも方法のひとつ
設備工事の仕事は、独立開業することも可能です。場合によっては正社員として働くよりも収入が高くなる可能性があり、自由に案件を受けられたり、単価を上げやすかったりするメリットがあります。ただし、営業活動や新規開拓が大変になるケースや収入が不安定になるケースもあるため、独立開業を目指すかどうかは慎重な判断が必要です。
》設備工事に資格は必要?取得すべき資格とキャリアアップにおすすめ資格を紹介
》2級管工事施工管理技士試験の難易度は?合格率や資格を取得するメリットをご紹介!
■まとめ
設備工事の仕事は、安定した需要が見込める仕事です。経験を積んでスキルアップしたり資格を取得したりしてキャリアアップしていけば、高収入も目指せる仕事であるといえるでしょう。
■大都クリーン開発では、設備メンテナンスや設備施工管理を募集しています!
大都クリーン開発は、大阪府大阪市を拠点に、ビルや商業施設における水道・電気・空調などのメンテナンスや設備工事業務を行う会社です。
弊社では現在、設備メンテナンスの作業員と設備施工管理を募集しています。
弊社は一級管工事施工管理技士を取得したスタッフも活躍しており、頼りになる先輩が多く、しっかり現場で教えてくれるので、未経験でも安心して働ける環境です。実際に未経験で入社したスタッフも活躍しており、若手や未経験スタートの社員も多数在籍しています。
また、資格取得支援制度も整備しておりますので、働きながらスキルアップすることも可能です。資格手当もあるので、資格取得は収入アップにもつながります。充実した成長環境や研修制度を整えておりますので、未経験でも働きやすい環境といえます。
弊社は創業40年以上の業歴があり、有名物件などにも対応しているため、安定した仕事量を確保できることも強みのひとつです。ビルやマンション、学校、飲食店などのさまざまな現場を経験できるため、成長できる環境で働くことが可能です。現場作業と施工管理、設備メンテナンスと施工管理など、キャリア選択も自由にできます。
残業もほぼないため、ワークライフバランスを重視したい方にとっても働きやすい環境です。甲子園の年間シート支給など、ユニークな福利厚生があるのも弊社の特徴のひとつです。
未経験でも安心して長く働ける環境を整えておりますので、ぜひ大都クリーン開発で一緒に働いてみませんか?設備工事の仕事に興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。社員一同お待ちしております。
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