給水装置工事主任技術者は何ができる?仕事内容や資格のメリットを設備工事のプロが徹底解説!

皆さん、こんにちは。大阪市を中心に関西エリアでビルや商業施設などの設備工事を手掛けている大都クリーン開発株式会社です。


「給水装置工事主任技術者」という資格は、水道関係の仕事に興味がある方なら一度は耳にしたことがあるかもしれません。けれども、実際に何ができるのか、どんな場面で必要とされるのかがイメージしにくいという声もよく聞きます。


設備工事の仕事に挑戦したい方や、将来を見据えて資格取得を考えている方に向けて、この資格で担える役割や、持っておくことで広がるキャリアについて解説します。




■給水装置工事主任技術者とは?



給水装置工事主任技術者は、水道法に基づく「国家資格」であり、安全な水を建物に届けるために欠かせない存在です。

ビルや商業施設で使用される水道設備が適切に施工され、基準を満たしているかを確認する役割を担います。専門的な知識が求められる資格ですが、決して私たちの生活からかけ離れたものではなく、水を安全に届けるための重要な仕事です。


・水道インフラに不可欠な「国家資格」

給水装置工事主任技術者は、水道法で認められた唯一の「給水装置工事を管理できる資格」です。

給水装置とは、建物内に水を引き込むための配管やバルブ、止水栓など一式を指します。これらを設置・修繕する工事は、水の衛生を守るために厳しい基準が定められており、その基準に適合しているかをチェックするのがこの資格の役割です。


水道は公共インフラであり、一度トラブルが起きると広い範囲に影響が出てしまいます。だからこそ、国家資格者による技術的な管理が求められているのです。


・「指定給水装置工事事業者」に必須の存在

水道局などの水道事業者から「指定」を受けるためには、事業所ごとに給水装置工事主任技術者を選任することが義務付けられています。つまり、資格者がいなければ会社として給水装置工事を請け負うことができません。


法律で必須とされていることから、企業は常に資格保有者を必要としており、業界全体でニーズの高い資格といえます。資格を取得すれば活躍の幅が広がり、転職やキャリアチェンジにおいても強い武器になります。




■具体的に何ができる?給水装置工事主任技術者の主な仕事内容



給水装置工事主任技術者の仕事は幅広く、単に水道管を扱うだけではありません。施工の計画段階から現場の監督、基準のチェック、そして既存設備のメンテナンスまで、建物の水を守るために必要な工程全体を見渡すポジションです。



・工事の全工程を担う「技術的管理者」

給水装置工事に着手する前には、建物の状況や既存配管の調査を行い、設計内容を精査したうえで施工計画をまとめます。


工事が始まると、職人が迷わず作業できるよう段取りを整え、必要な部材や機器を確認し、工程が滞らないように管理します。計画から施工、仕上げまで一連の流れを把握し、技術的な責任を負うのが「給水装置工事主任技術者」です。


・現場の指揮、監督

配管工事の現場では、その場で判断しなければならない場面も多々あります。施工中に変更が必要になったとき、どう進めるかを判断するのも主任技術者の役割です。

作業員への指示、安全確保、施工品質の確認など、工事が適切に進んでいるか常に目を配ります。水道設備は見えない部分も多いため、丁寧な管理が欠かせません。


・水道法基準の確認

給水装置に使用する部材が水道法で定められた基準に適合しているか、施工方法が正しいかを確認するのも大切な業務です。

例えば、パイプの材質や継手の種類を誤ると漏水の原因になりやすく、衛生面にも悪影響を及ぼします。基準を細かく確認しながら、建物の利用者が安心して水を使える環境をつくり上げます。


・メンテナンス業務

給水装置工事主任技術者は新設工事だけではなく、ビルや商業施設で行われる既存設備の点検・修繕にも関わります。

老朽化した配管のひび割れや腐食、バルブの劣化、漏水の兆候などを確かめ、必要があれば部材を交換します。建物が健全な状態で長く使われるためには、日常的なメンテナンスが欠かせません。




■給水装置工事主任技術者になるには?



給水装置工事主任技術者になるには、まず受験資格となる実務経験が必要です。ビルや商業施設などの給水設備工事に3年以上従事した経験が求められ、単純な軽作業や運搬作業だけでは実務に含まれません。


・受験資格は、3年以上の「実務経験」が必須

給水装置工事主任技術者の試験を受けるためには、給水装置工事に関する3年以上の実務経験が求められます。


ここでいう実務経験とは、配管工事や給水装置の設置・修繕といった技術的な作業に携わった期間のことを指し、単なる部材運搬などの補助作業は含まれません。未経験であっても、配管作業や設備施工管理として現場に関わりながら経験を積むことで、この3年の実務要件を満たせるようになります。


・難易度、合格率、勉強法──試験のリアルを知ることが合格への近道

給水装置工事主任技術者を目指すうえで、試験の難易度や合格率を知っておくことは重要です。効率的な学習方法を押さえておくと、3年以上の実務経験で身につけた知識を試験で活かしやすくなります。

試験そのものの内容や勉強法については、以下の記事で詳しく解説しています。


今回の記事では「資格取得後に何ができるのか」「どんな仕事に携われるのか」という実務面を中心に紹介していますので、受験準備を進めたい方はあわせてご覧ください。


》【2025年最新】給水装置工事主任技術者の合格率は?難易度や効率的な勉強法まで徹底解説




■資格でどこまで変わる?給水装置工事主任技術者を取るメリット5選



給水装置工事主任技術者は、資格を取得すると仕事の幅が一気に広がります。現場での活躍だけでなく、キャリアアップの面でも大きな強みになる資格です。


・キャリアアップと年収アップ

資格を持つことで、現場責任者として計画・管理・監督まで任されるようになり、仕事の幅が大きく広がります。多くの企業で資格手当が支給されるため、毎月の給与に反映されやすく、経験を重ねるほど昇給にもつながりやすいのが特徴です。


・転職市場で圧倒的に有利になる

指定給水装置工事事業者には資格者の選任が必須のため、資格保有者は常に必要とされています。ビル設備、商業施設、建設会社など、選べる職場の幅が広く、転職活動でも他の応募者との差がつきやすい点が強みです。


・建設業の「専任技術者」になれる

資格取得後に管工事で1年以上の実務経験を積むと、建設業法上の専任技術者として認められます。会社にとっては公共工事の入札で有利になり、担当できる工事の規模も大きくなるため、あなた自身の評価や役割の広がりにも直結します。


・「独立開業」も視野に入れられる

給水装置工事主任技術者は、水道事業者から認可を受ければ独立も可能な資格です。現場経験を積んだうえで自分の裁量で働き方を選ぶことができ、キャリアを自分で組み立てたい人にとっては将来の選択肢が大きく広がります。


・なくならない仕事「インフラ」を支える将来性

水は生活に欠かせないインフラであり、老朽化した設備の更新や維持管理の需要は年々増えています。技術者不足が続くなか、資格者の価値はむしろ高まる一方です。景気に左右されず、長く安定して働ける分野として注目されています。


》給水装置工事主任技術者の年収は?資格取得のメリットや年収アップのコツを紹介!


》配管工の将来性は明るい?無くならない理由や市場価値が上がる働き方を紹介




■まとめ



給水装置工事主任技術者は、建物に安全な水を届けるための技術責任者であり、施工計画から現場監督、設備の点検まで幅広い業務を担う国家資格です。水道法に基づく唯一の資格であり、指定給水装置工事事業者には不可欠な存在であることから、業界内でのニーズは常に高い状況が続いています。


資格を取得することで、現場での役割は大きく広がり、責任あるポジションを任されやすくなります。資格手当や昇給につながるケースも多く、経験を積むほど収入面のメリットも実感しやすくなるでしょう。


また、転職市場でも優位に働き、専任技術者の資格要件を満たすことで、会社の事業拡大に関わる立場として活躍する道も開けます。さらに独立開業という選択肢も見据えられるため、将来のキャリアを自分自身で描きやすい資格といえます。


老朽化設備の更新需要が高まり続けるなか、水道インフラの仕事がなくなることはありません。技術者不足が進む今、給水装置工事主任技術者は「安定性」と「成長性」の両方を持つ、将来に強い資格です。

あなたも、私たちの生活に欠かせない“水”を支える仕事に挑戦してみませんか?




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